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宮城昇トルー・ストーリー
宮城 昇
発行 宮城昇バレエスタジオ
体裁 A4判・ 160ページ・ ソフトカバー
販売価格 2,000円
私家版 ●購入申込先
「宮城昇自叙伝」出版事務局・鈴木百合
 〒552-0007
 大阪市港区弁天5-14-1-102
 TEL・FAX:06-6576-1660
 E-MAIL:lovelydonky@s5.dion.ne.jp
 振替口座番号:00940‐0223549
 (口座名「鈴木百合」振込料は振込人負担)
※料金振込確認後、送料着払いでお送りいたします

バレエ界の鬼才・宮城昇が、その類まれな才能と芸術性を思うがままに駆使し、次代のダンサーをどのように育成してきたかなど、自らの生き様を振り返り、人生を語る自叙伝! 宮城昇トルー・ストーリー。
宮城昇バレエスタジオでは、2005年8月30日、京都子ども文化会館でファイナルコンサートを開催。
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●宮城昇バレエスタジオファイナルコンサート

森本由布子(モスクワ国際バレエコンクール銀賞)、朝枝めぐみ(モスクワ銀賞)、佐々木大(ジャクソン金賞、ヴァルナ銀賞ほか)、坂口友美(サビロワ記念2位)ほか数え切れないほどの優秀なダンサーを育ててきた宮城昇が、自身のバレエスタジオのファイナルコンサートを行った(8月30日、京都こども文化会館)。

名教師のファイナルコンサートということで、出演者には懐かしい宮城門下の顔も多く見られた。現在ベラルーシで活躍する岩切里奈は、コンスタンチン・クズネツォフと『ワルプルギスの夜』をダイナミックに、そして艶やかに踊った。中屋利萌子は公私とものパートナー陳健国と『コッペリア』をチャーミングに披露。杉原小麻里は『エスメラルダ』のヴァリエーション(全幕『エスメラルダ』でエスメラルダが愛するフェブと彼の婚約者の前で踊る憂いに満ちたソロ)を情感たっぷりに舞った。

『ドン・キホーテ』のダイジェスト版は、四柳育子がキトリ、バジルは末松大輔、ドン・キホーテは原田高博というキャスト。しかし誰よりも多くの拍手を浴びて登場したのは、やはり宮城昇だった。宮城扮するチャプリン風ガマーシュは、舞台上で歌って(!)踊る。若かりし頃、国立マルセイユ・ローラン・プティ・バレエ団で活躍した宮城のステップはさすがに軽やかで音楽性豊かだ。演技はサービス精神に富んでいて、とにかく愉快。ジャネッタの八木かよは安定した演技を見せ、トレアドールの少年たちも元気がいい。

場面はスピーディに展開し、ジプシーの登場。プログラムには佐々木美織の名前だけが載っていたが、なんと舞台には美織の弟、佐々木大も登場した。観客は、どよめく間もなく、ひげ面のジプシーを情熱的に踊る大の妙技に魅了された。森の女王役は宮城文江。舞台で踊ったのは久しぶりだというが、さわやかな個性は健在だった。ヴァリエーションを踊った朝枝めぐみも宮城スタジオの公演に登場したのは数年ぶり。懐かしい姿に客席も沸いていた。

テクニック偏重や派手などと非難されることもある宮城門下だが、少なくともこの日ファイナルコンサートに駆けつけた教え子たちの踊りに共通するのは、「情熱的であること」そして「心がこもっていること」。彼、彼女らの踊りに対する姿勢は、とても真摯だ。華やかなテクニック披露も、熱い思いの発露であり、観客への心がこもったサービス。派手といっても、あくまでも役柄を心得ていて共演者との調和は計られている。だから見るものを感動させる、とびきり楽しい舞台が提供できるのだ。舞台上に並んだ豪華な舞踊手(宮城門下生)の顔ぶれを見て、あらためて宮城の指導力に感服した。
出演者全員の恒例のフィナーレでは、客席と舞台が一緒になって楽しんだ。どこまでも賑やかな公演だった。

DANCE CUBE-チャコットweb magazine(Chacott-website チャコット株式会社)より転載
http://www.chacott-jp.com/magazine/around/kansai_34.html


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