▲ホームへクリック!
矢野トヨコ かく生きたり あるカネミ油症被害者の歩み
ISBN 978-4-939042-67-6 C0036
編者 矢野トヨコ追悼文集刊行会
発売 アットワークス/2010年12月発行
体裁 A5判・308頁(口絵8頁)・ソフトカバー
定価 本体1,800円+税

   

「患者が教科書だ」カネミ油症被害者の「自伝小説」と、人となりを綴る友の追悼。

戦前・戦後の日本社会の片隅で、貧困・格差・差別の辛苦の中、懸命に困難に立ち向かい、86年間の生涯の後半生をカネミ油症被害者として生きた一人の女性の歩み。

86年間の生涯の後半を「カネミ油症」事件の被害者として歩んで来た矢野トヨコさん。
未認定患者の掘り起こし運動に取り組み、「油症患者グループ」の代表として被害者運動の先頭で活動をしてきました。
台湾油症被害者と交流を深めた体験なども書き遺し、本書では、同人誌に掲載された「自伝小説」とともに掲載しています。
トヨコさんの文章からは、戦前から戦後にかけた日本の片隅で、貧困・格差・差別の中で辛酸を嘗め続けながら、懸命に、そして前向きに困難に立ち向かいつつ成長していった一人の女性の姿が浮かび上がってきます。

カネミ油症(ゆしょう)とは、「美容と健康にいい」との触れ込みでカネミ倉庫(本社・福岡県北九州市)が製造・販売していた食用米ぬか油「カネミライスオイル」に、猛毒のダイオキシン類が混ざっていたことで発生した一大食中毒事件。

目  次

エッセイ 和紙人形
はじめに
矢野トヨコかく記せり
 中山稔さんのこと/
台湾PCB受害者訪問記
エッセイ 兄弟げんか
未認定の掘り起こし運動
  長男への手紙/ 「富める者、貧しい者」を読んで/ 「油症患者グループ」結成について
エッセイ 亭主とへそくり
命ある限り語り続ける
  ダイオキシン国際会議に参加して/ 「白い灰」を浴びたセベソのみなさんへ/ 油症に付き合わされた半生
エッセイ 曼珠沙華
機を織る日々
  一 絣の夢/ 二 ロン・パリ思春期
エッセイ えりまきトカゲ
空襲下の今治にて
  一 焼け跡/ 二 母ちゃん、Bがきた
エッセイ 助けの神
矢野喜代松を偲ぶ
 もうひとつの四月という駅/ 矢野喜代松のこと

矢野トヨコさんを偲ぶ
戦友からの「手向けの言葉」
  原田 正純/平島 直子/堀内 隆治/藤原 寿和/佐藤 禮子/大久保貞利/石澤 春美/明石昇二郎
エッセイ ああ、かえるさま
トヨコさんは「菩薩」あるいは「不動明王」のようでした
  河村桂子・香月ムツ子・古閑千恵/下津浦宏之/高山 美子/塩澤 豊志/橋本たき子/古江 増隆/高倉 友彰/宿輪 敏子/小川 直人
エッセイ ある女教師の一言
私が知っているトヨコさん
  河野 裕昭/佐藤 浩子/下田  守/宮田 秀明/多賀多津子/長山 淳哉/八木  修
エッセイ 奇妙な出会い
家族の「心」の中で叫び続ける魂
  広瀬 節/矢野 数司/矢野  繁/矢野 忠義
あとがきにかえて
矢野トヨコ著作等目録(抄)
矢野トヨコ略年譜

イベント案内

カネミ油症事件は終わっていない!
〜被害者救済法の成立を目指して〜

日 時:3月5日(土)13時15分〜16時30分
会 場:大阪市・梅田東学習ルーム
主 催:カネミ油症被害者関西連絡会
    カネミ油症被害者支援センター
協 賛:止めよう!ダイオキシン汚染・関西ネットワーク
連絡先:090-7494-0252 渡部
    090-1792-4985 藤原
    080-5078-2573 佐藤

<<<クリック拡大

図書関連記事

 東京新聞(2010年12月25日)
   仲間導いた不屈の半生 カネミ油症患者 矢野トヨコさん
   追悼文集発行「強く生きて」

▼クリック拡大

読者コメント

 コメントを書く>>

 現在ありません


お問い合わせは、メール・FAX・電話で、アットワークスまで