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なにやってんだ 行動しよう 田尻賞の人びと
ISBN978-4-939042-48-5 C0036
編集 田尻宗昭記念基金
発行 アットワークス/2008年11月発行
体裁 A5判・330ページ・ソフトカバー
定価 本体2,000円+税

   

四日市コンビナート海洋汚染の摘発など「公害Gメン」故田尻宗昭氏の遺志を継ぎ、環境・公害問題に取り組み社会的不正義をなくすために地域で地道に活動する人たちに光を当てる田尻賞16年間の受賞46団体・個人の証言記録。

どんなにメンバーを並べてどんなにきれいな規約を作っても、問題はその中の一人が命がけでやることです。
一人が燃えて燃えて立ち上がらなかったらその運動は成立しない…

社会的不正義をなくすための46団体・個人受賞者の証言

熊本県天草のじん肺、火電建設反対に取り組んだ故高戸勇さん
三島・沼津コンビナート反対運動等に取り組む西岡昭夫さん
三重県古和浦地区で海洋汚染防止活動に取り組む岩崎義男さん
巨大開発に抵抗した元青森県六ヶ所村村長の寺下力三郎さん
神奈川県横浜市の外国人労働者みなとまち健康互助会
新潟水俣病に取り組む斎藤恒さん
鹿島地区公害対策協議会事務局長の牛木真太郎さん
広島県三原地区で海洋汚染防止活動に取り組む土居康人さん
土呂久鉱毒公害の発掘と被害者救済・実態解明・記録保存に取り組んできた土呂久鉱山公害被害者の会など6団体
元水俣病対策市民会議会長の日吉フミ子さん
低周波反公害の調査と公害被害者の医療活動に取り組む汐見文隆さん
香港で労災職業病被災者の発掘と救済に取り組む工業傷亡権益会
「四日市公害を記録する会」の澤井余志郎さん
川崎市のカトリック神エドワード・ブジョストフスキさん
山形県鶴岡市の元観測船船長・佐藤孫七さん
スモン訴訟で活躍され、「薬害」の根源を追及された弁護士の泉博さん
四半世紀にわたり自動車公害問題に取り組んでいる東京都杉並区立富士見丘小学校PTA公害特別委員会
福井県三国町の雄島漁業協同組合(表彰辞退について)
三池CO中毒患者家族の大牟田市の松尾惠虹さん
廃棄物対策豊島住民会議
ジャーナリストとして地域に密着した住民運動に取り組んでいる長野市の内山卓郎さん
沖縄の海でサンゴ礁の写真を撮り続ける故吉嶺全二さん
チッソ水俣病患者連盟委員長だった故川本輝夫さん
名古屋の藤前干潟を守る会
インド・ボパールの猛毒ガス流出事件被害者の救済に当たっているサムバヴナ・トラスト
核化学者で原子力資料情報室理事の高木仁三郎さん
横浜・金沢八景の東京湾を拠点に活動する「海をつくる会」
神奈川県横須賀の「じん肺・アスベスト被災者救済活動」
カネミ油症被害を問い続ける矢野トヨコさん忠義さん夫妻
全国各地の海辺の荒廃を記録し続けている海の語り部川口祐二さん
山形朝日連峰のブナ原生林を守り続ける「葉山の自然を守る会」
稲生享さんら元「大分新産都8号埋立絶対反対神崎期成会」の方々
韓国の源進職業病管理財団
大鵬薬品工業労働組合
元徳島県木頭村長の藤田恵さん
元中日新聞記者の故唐木清志さん
環瀬戸内海会議
様々な市民運動で活躍する都職員の藤原寿和さん
遠州灘海岸の自然保護に取り組む馬塚丈司さん
高尾山自然保護実行委員会
ブラジルでアスベスト問題に取り組むフェルナンダ・ギアナージさん
ダム反対運動をデータ分析で支援してきた嶋津暉之さん
知る権利ネットワーク関西
アスベスト被害者・患者のために奔走されている古川和子さん
「水俣」を子どもたちに伝えるネットワーク
チッソ水俣病関西訴訟原告団長の川上敏行さん
青森県六ヶ所村で「花とハーブの里」を主宰する菊川慶子さん


図書紹介記事

 暮しの手帖(41号・2009年8-9月号)

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 読売新聞都内版(2008年12月22日)
   田尻賞 反公害「志」は消えず
   草の根活動 励ました16年

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 週刊エネルギーと環境(2008年12月25日)書評

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 毎日新聞(2008年12月16日)環境
   「田尻賞」消える 公害・環境活動の象徴 主宰の基金も活動休止
   受賞者の証言書籍に
   なにやってんだ 行動しようー「公害Gメン」の遺志継ぎ16年

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読者コメント

 権力(国家・自治体・企業・軍隊など)というのは異議を唱えられると、二つの態度を取る。知らん振りでたらい回しか、力ずくで抑えるか。権力の非道さ加減は、古今各国驚くほど似ていて、まるでお互い(敵同士でさえ)情報をやり取りしているよう。それに対し、非力の個人や少数派は、ほぼ徒手空拳で挑むしかない。唯一の頼みは、「理は我にあり」の一念。ま、権力も人の子の集合物で、自らに理がないから苛立つのだろう。宮本常一の常民像の現代版、反骨のドキュメンタリーの数々といった趣でした。(50歳代)


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