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見えてますか? 農業と農村の将来 縁故米運動宣言
鼎談 星寛治・山下惣一・槌田劭
ISBN 978-4-939042-24-9 C0036
編著 使い捨て時代を考える会
発行 アットワークス/2007年3月発行
体裁 A5判・98ページ・ペーパーバック
定価 本体1,000円+税

   


・・・・・・ 縁故米運動 ・・・・・・

 日本は、食料の60%を外国に依存しています。農業よりも工業を重視し、マネーゲームにうつつを抜かしている間に、大切な農村が荒廃しようとしています。生産者は高齢化し、圧倒的多数を占める小規模農家に後継者が見つかりません。大規模農家ですら、市場原理というモノサシの中で、輸入農産物との競争にさらされています。また、食料を外国に依存したことによって、BSEや遺伝子組み換え作物 といった、食に由来する不安材料が次々と私たちを脅かしています。
 何でもお金で解決できるというおごりと、グローバリゼーションの相乗作用で、この流れはますます加速していくでしょう。この国は、豊かな自然環境や、そこで暮らす人々の健康よりも、経済的な価値を優先する危険な道を進んでいます。政府も食糧管理制度を廃止して、農と食の責任を放棄してしまいました。日本の農業と農村、そして日本の米は、もう自分たちで守るしかありません。

「縁故米」というのは、都会で暮らす子どもや孫、親戚のために、食べてくれる人たちの喜ぶ顔を思い浮かべながら作られ、届けられたお米のことです。そしてお米だけではなく、野菜も加工食もすべて、いのちを育む食べ物というのは本来そのようなものであるはずだという考え方に立って、私たちはこの動きを「縁故米運動」と名付けました。


 毎日新聞(2009年1月31日)企画特集 食料自給率向上

読者コメント

 農村、農業を守る歴史の転換点に立つ。農地、食糧を守るための絆づくりが不可欠。(50歳代)

 10年以内に食料危機が来てほしい。百姓は人間の生命の根源・食べものを作っている。最大の投資先のはずだ。そろそろ気がつきますか。百姓の強さは、自分の食べものは自分で作れるという事実を。百姓の仕事が、この国の食べものも風景も作っている現実を。(50歳代)

 戦中、戦後の農村と農民のリアリティーを感じることができました。三方の話の中に、日本の農業の将来を考えるヒントがあると思いました。私は今、ウガンダで農業組合の同僚と共に働いています。自給率はほぼ100%、しかし経済で言うと、もっとも貧しいこの国から学べること、この国の人に伝えたいことが、この本の中にある気がします。(20歳代・男性)

 三者の意見に全く同感です。兼ねて著書等でよく存じあげているので、「浄化水がどうの」とか、またそれをかばう首相に代わって、農水大臣や総理をこの人達にやって貰えれば、日本農業は生き返ることでしょう。

 気づかされる点、及び、考えさせられる点が多くありました。地産地消などについての出版を希望します。(20歳代・男性)

図書紹介記事

 文化連情報(2007年11月 No.356)今月の本棚

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 週刊金曜日(2007年6月29日)きんようぶんか読書 編集部が選ぶ3冊
   いのちの世界は有機的共生

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 山形新聞・夕刊(2007年6月9日)味読 郷土の本
   読む者励ます話題、実践
   評者 斎藤 たきち(「地下水」同人、山形市)

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 農林経済(2007年5月14日・第9862号)新刊紹介

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 地方小出版情報誌 アクセス(2007年5月1日)新刊ダイジェスト

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 日本農業新聞(2007年4月30日)読書
   分岐点に立ち選択迫る 

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 毎日新聞(2007年4月11日)京都版
   「見えてますか? 農業と農村の将来」刊行
   輸入依存の現状に警鐘 「縁故米宣言集会」てい談など採録 

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