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能登の里人ものがたり  世界農業遺産の里山里海から
能登の里人ものがたり
IISBN 978-4-86580-105-7
著者 藤井 満
装丁 わらべ さだお
発行 アットワークス/2015年11月発行
体裁 A5判・194頁・ソフトカバー
定価 本体1,600円+税

  

世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」で、自然と共に生きる文化や食、信仰、農漁業の技術など、生活の知恵が息づいている伝統的な農漁村共同体に住む人々の暮らしのルポルタージュ。

● 目次 ●

プロローグ

1章 山と海の接点
 輪島の台所
  朝市はテーマパーク/観光と地元のはざまで/消える下駄屋
 海女が生活かけた味
  地元素材と製法を受け継ぐ/振り売りと夕市
 意地が残した揚浜塩田
  揚浜塩田の孤塁を守る/マツタケも塩作りから
 左官のまち
  鋳物と左官の中居
 珠洲原発をとめた風土
  原発とめた里山里海/信心深い風土が支えに

2章 風土のはぐくむ絆
 奇跡の村は「風の都」
  間垣の里/連続ドラマ「まれ」の村里
 団結はため池から
  歴史から学ぶ村おこし/総掛かりで水道普及/女性グループで村おこし
 水仙の咲く桃源郷
  始まりは三粒の球根/「結」の共同意識を受け継いで
 辺境に咲くキリシマツツジ
  進取の辺境/「都会人」の目線で魅力発掘
 船員の村、地震で団結
  災害時に団結力発揮/集落守る「婦人消防隊」

3章 祭りの意味
 キリコ祭りの魅力とは
  キリコ祭り/持続可能な地域の要に
 伝統行事で集落再生
  あえのこと復活/エネルギーの源泉「常会」
 農耕儀礼と共有田再生
  共有田と農耕儀礼再生/「伊勢神宮献穀田」で田植神事
 祭りで生活の知恵伝える
  地域生活の役割果たす伝統行事
 今も残る奇祭
  いどり祭り/輪島の漁師町の冬の祭り
 新たな祭りであきらめ克服
  水車の里の音楽会/新しい祭りで絆再生/女性が復活「かぶらずし」

4章 里山里海の食文化
 魚の食べ残し「いさぶ」
  「いさぶ」はタラの食い残し/海洋深層水が生む懐かしの味
 発酵食「いしり」と「なれずし」
  再評価される発酵食品/祖母の味を商品化
 日本一の海藻と山菜
  海の草/海藻文化が生み出すグルメメニュー/山菜王国の価値を見出す
 耕作放棄地にブルーベリー
  猿鬼の里のブルーベリー/生産増で「町の顔」に/荒廃の国営農地カヤで再生
 在来種の大浜大豆復活
  伝統の大豆で絆再生/道の駅の目玉商品/灯台が行動力の原点
 能登の魅力を凝縮の丼
  能登の魅力凝縮丼
 塗師屋が育てた輪島塗
  塗師が広めた輪島塗

5章 里山里海の可能性
 先生がつくった小さな里山
  元教師ミニ里山再生
 能登は哲学のゆりかご
  哲学育む能登の風土
 協力隊OBが続々
  元協力隊員続々/日本国内の「南北問題」
 建築家一家の里山の実践「まるやま組」
  祈りのある里山暮らし
 能登をうたった女性歌人
  朝日歌壇賞受賞の山下すてさん

あとがき

■著者の既刊書■

消える村 生き残るムラ  市町村合併にゆれる山村

ISBN 978-4-939042-21-8 C0036
体裁 A5判・264頁・ソフトカバー
定価 本体1,800円+税

「平成の大合併」で村が消え、故郷の暮らしはかえられた。
「平成の大合併」によって、3000を超した市町村は、2000足らずに激減した。
消えた村々には年老いた住民が取り残され、暮らしも大きくかえられた。
クニから自立し生き残るために、ムラは模索し奮闘しつづける。
飛び地・名称変更…さまざまな混乱をともない合併に駆りたてた理由とは…。
市町村合併にゆれた愛媛の山村から医療・福祉・公共サービスのありようを伝える。

読者コメント

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 能登の地域に根づき生きる人々の取材の視点の確かさ、いまの時代の先進国世界経済社会へのひとつの提言。経済の本質を示唆したものと感じます。(60歳代)

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 朝日新聞(2016年12月17日)石川版

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